ー壁紙張り替え後の臭いの原因とは?クロスメイクで快適リフォームー
壁紙張り替えについて調べていると、施工後の臭いが気になるという情報を目にして心配になる方もいるのではないでしょうか。
「いつまで臭いが続くのか」、「対処法はあるのか」といった疑問が膨むうちに、壁紙張り替えの機会を逃してしまうことも。
この記事では、壁紙張り替え後の臭いの原因と対処法をご紹介し、快適に壁紙リフォームが行える「クロスメイク」技術についてお伝えします。
壁紙張り替え後の臭いに悩みたくないという方は、ぜひ最後までご覧ください。
壁紙張り替え後の気になる臭いの原因は2つ
壁紙張り替え後に感じる独特な臭いの原因は、以下の2つです。
- ・使用される接着剤の臭い
- ・壁紙材の臭い
敏感な方や小さなお子さま、お年寄りがいるご家庭にとって、臭いは特に気になる問題ではないでしょうか。「身体への悪影響はないか」、「臭いはいつ消えるのか」といった内容をふまえて、詳しくお伝えします。
1.使用される接着剤の臭い
壁紙張替え後に感じる臭いの大きな原因は、施工の際に使用される接着剤の臭いです。接着剤として使われる糊(のり)から臭いが発生しています。主な成分であるデンプン自体はほぼ無臭ですが、糊の防カビ・防腐のための添加物が臭いのもとである場合が大半です。
糊が完全に乾くまでは約2週間かかり、独特な臭いが残る場合があるでしょう。
約20年前に、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの使用は禁止されており、壁紙張り替えでの接着剤に使われることもありません。よって、糊の臭いによる健康被害の心配は少ないといえます。
ただし、ホルムアルデヒド以外にも規制対象にいたっていない化学物質も存在するため、「ノンホルム」が絶対的に安心だとはいえないことも知っておきましょう。
2.壁紙材の臭い
壁紙材からの臭いも、リフォーム後に気になりやすいものの一つです。採用する壁紙の素材によっては無臭でないものもあり、特にビニールクロスは製造過程で化学物質が使用されているため独特な臭いが気になることも。
糊と同じくホルムアルデヒドの使用は規制されており、壁紙材自体の臭いについても健康への影響は少ないでしょう。
生活を続けて行く間に臭いは薄れ、気にならなくなる場合が大半です。
壁紙張り替え後の臭いへの対処法
壁紙張り替え後の臭いへの対処法には、以下の3つがあります。
- ・換気をする
- ・脱臭剤を置く
- ・消臭機能のある壁紙を採用する
心地よい生活を送るうえで、気になる臭いはできる限り早く取り除きたいものです。壁紙張り替え後のリフレッシュ感を存分に味わえるよう、参考にしてください。
1.換気をする
壁紙張り替え後の臭いへの対処法の一つは、換気をすることです。臭いはこもりやすいため、こまめな換気で部屋から追い出し空気を入れ替えることが大切になります。
気密性の高いマンションであれば、各部屋の通気口を開け、浴室やトイレなどにある「24時間換気」を回すことで効果的に換気できるでしょう。さらに、窓を開けての換気も有効です。
一戸建ての場合はマンションに比べて気密性が低いため、各部屋の通気口に加えて窓やドアを開けるなど、意識的に換気を行いましょう。
2.脱臭剤を置く
脱臭剤を置くことも、壁紙張替え後の臭い対策に効果的な方法です。炭や無香料の脱臭剤を使えば、雨天や気温が低い時期など頻繁に換気ができない環境でも気になる臭いを和らげることが可能です。
特に炭は脱臭効果に加えて除湿効果も期待できるため、カビ対策にもなるでしょう。
3.消臭機能のある壁紙を採用する
壁紙リフォーム前に臭いについて懸念がある場合は、採用する壁紙の素材を消臭機能のあるものにする方法も効果的です。壁紙の表面に消臭剤が組み込まれたものであれば、気になる臭いの発生を抑えられます。
消臭機能つきの壁紙は、トイレや玄関といった臭いが気になる場所で使われることの多い機能ですが、生活臭やペットの臭い対策としてリビングでの採用も人気が高まっています。
あらゆるものへの消臭効果が見込めるため、機能性のある壁紙を選ぶことも壁紙張り替え後の臭い対策の一つとなるでしょう。
壁紙を張り替えても消えない臭いがある?
下地部分にまで臭いが染みついた場合は、壁紙を張り替えても消えない可能性があります。タバコやカビの臭いは、時間の経過とともに壁紙表面だけでなく下地にも影響を及ぼし、リフォーム後も残る場合があるため注意が必要です。
市販の消臭剤では簡単に消えないことも多く、ホームクリーニング業者による適切な処置が求められます。
また、カビが下地にまで浸食している場合は、建物や家族の健康にも被害が広がりかねません。カビ臭さが気になる場合は、放置せずにカビ取り専門の業者へ相談し、発生元の調査と除去を依頼しましょう。
快適な壁紙リフォームにはクロスメイクがおすすめ
快適な壁紙リフォームには、クロスメイクでの施工がおすすめです。クロスメイクとは、既存の壁紙を剥がすことなく、特殊な塗料による塗り替えでリニューアルさせる技術のこと。壁紙の上から塗装することでシミや汚れをカバーし、新品同様の仕上がりを実現できます。
糊を使うことがないため、壁紙張り替え工事で発生する独特の臭いに悩まされることがありません。クロスメイクの塗料にはホルムアルデヒドをはじめとする有害物質は含まれておらず、工事終了後も室内の空気や健康への被害を心配せずに過ごせます。
抗菌・防カビ・消臭効果がクロスメイクには施されているため、リフォーム後の快適空間を長く維持することが可能です。
また、既存の壁紙を撤去する必要がないため従来の壁紙張り替え工事に比べて、時間と費用が大幅に削減できることもクロスメイクの魅力です。
まとめ
壁紙張り替え後に発生する気になる臭いは、貼り付ける際に使う糊の成分と壁紙の素材が主な原因です。過ごす間に気にならなくなりますが、糊が完全に乾燥するまでの約2週間ほどは臭いが続くでしょう。
臭いへの対処法としては、こまめな換気と脱臭剤の利用が効果的です。
壁紙リフォームを快適に行うには、張り替えではなく塗り替える技術できれいな状態に蘇らせる「クロスメイク」がおすすめです。クロスメイクは有害物質を含まない厳選素材を使用しており、施工後の嫌な臭いや健康面への心配がありません。
施工中の騒音もなく、最短で約3~4時間で作業が終了するため、リフォーム中の不便さを感じにくい点もメリットです。
お住まいの壁紙張り替えを予定している方は、ぜひ一度クロスメイクの利用をご検討ください。
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